生きるためのデザイン
Hirotakaのインスピレーション源にもなっているツノゼミは、世界に約3000種が確認されている2〜20㎜ほどの昆虫。名前の由来となっている“ツノ”には、学者たちをも驚愕させる奇抜すぎる多様性があり、そこには「意味はないのでは」という説も出るほど。
自然界にあふれる不思議な色やカタチは、生き残るための進化の結果。どんな経験を経て、どれだけの時間をかけてたどり着いたのか。種の存続をかけた命の紆余曲折に、“個”の意思は関与するのだろうか−。
“ヒト”というカタチは似ているようで、一人一人違う。手足の長さ、顔の配置バランス、そして何より行動パターン。ツノゼミよりずっと奇妙な多様性をもっているのかもと思うのは、同じヒトという生物から見た、単なるひいき目だろうか。
自然界にあふれる不思議な色やカタチは、生き残るための進化の結果。どんな経験を経て、どれだけの時間をかけてたどり着いたのか。種の存続をかけた命の紆余曲折に、“個”の意思は関与するのだろうか−。
“ヒト”というカタチは似ているようで、一人一人違う。手足の長さ、顔の配置バランス、そして何より行動パターン。ツノゼミよりずっと奇妙な多様性をもっているのかもと思うのは、同じヒトという生物から見た、単なるひいき目だろうか。