too much

バカンスの予定を立てるより先に、水着を新調するのが夏の決まりごと。
常に結構な数が収まっている水着ドロワーでは、マゼンタピンクやオレンジなど普段は着ない色たちが楽しそうに自分を主張しています。

"リトルブラックドレス"が市民権を獲得して以来、多くの華やかな場は"黒着用"がデフォルト化しました。目立ちすぎず、なんとなくスタイリッシュに見えて、格も保てる。便利でそつがないからつい手を伸ばしがちですが、ドレスアップの「アップ」度が足りていないなと感じてしまうのも事実。
会場の雰囲気、集まる人の属性、主役は誰（何）で、自分との関係は？　日常とは違う「ハレの日」のドレスコード。その最適解を見出すのは、面倒ながらもそわそわワクワクと心が躍る時間だったはずなのに。主催者視点に立つならば、その特別な日をとびきりカラフルに彩ってほしいのに。

"やりすぎ"を怖がって"やりなさすぎ"に陥るなんてもったいない。

アニバーサリーのお祝いなら当然のこと。仲間との飲み会や、なんなら近所への散歩でも。
テーマを設定して、ドレスコードを決めてみましょう。世界観を作り込むだけで、なんでもない1日がドラマになる。いちばん肝心なのは、ひとりひとりが重要なクルーとしておもしろがることです。
時は夏。笑っちゃうほどの暑さと開放感に悪ノリして、"楽しい"の上昇気流を生み出してみては。