
馬九行久
雨の中、川辺で草を食む4頭の馬。霧のかかった遠景のなかに佇んでいる白い馬の姿。
「馬」と聞くと、アンドレイ・タルコフスキー監督作品のシーンが浮かびます。
20代の頃に観たきりで物語の詳細はほとんど思い出せないのに不思議なのですが、
おそらく馬という存在を「美しいもの」と認識したのがその時だったのでしょう。
首や脚はもちろん顔面にまで感じるしなやかな筋肉は、これが草だけでできているとは信じがたく。
ゆったりと歩く時、颯爽と駆ける時の足運び。のんびりと草を食む様さえも凛として、動作のひとつひとつに惚れ惚れしてしまいます。
人間と関わってきた数百年の間に都合よく改良されてきた事実は承知しているけれど、
より速く走れるようになった馬は、そのことをきっと楽しんでいるだろうとも思います。
いつもはゆるゆると歩を進めつつ、気が向けば一瞬で風を切れる。
どんな速度でもリズミカルに、美しく。そして遠くまで。
自分と人を運んでいける能力、誇らしく思っているに違いありません。
2026年の干支は、午。
躍動、成功、発展を象徴するという一年を、心地よく駆けてまいりましょう。
「馬」と聞くと、アンドレイ・タルコフスキー監督作品のシーンが浮かびます。
20代の頃に観たきりで物語の詳細はほとんど思い出せないのに不思議なのですが、
おそらく馬という存在を「美しいもの」と認識したのがその時だったのでしょう。
首や脚はもちろん顔面にまで感じるしなやかな筋肉は、これが草だけでできているとは信じがたく。
ゆったりと歩く時、颯爽と駆ける時の足運び。のんびりと草を食む様さえも凛として、動作のひとつひとつに惚れ惚れしてしまいます。
人間と関わってきた数百年の間に都合よく改良されてきた事実は承知しているけれど、
より速く走れるようになった馬は、そのことをきっと楽しんでいるだろうとも思います。
いつもはゆるゆると歩を進めつつ、気が向けば一瞬で風を切れる。
どんな速度でもリズミカルに、美しく。そして遠くまで。
自分と人を運んでいける能力、誇らしく思っているに違いありません。
2026年の干支は、午。
躍動、成功、発展を象徴するという一年を、心地よく駆けてまいりましょう。